特集:検索で振り返る2012

2012年のイベント、芸能、出来事を検索数で振り返る特集企画。検索ランキングや検索推移グラフを交えて解説します。

特集

心躍った人も多いのでは?
日本で25年ぶりの金環日食

最終更新日:2013年1月21日更新

2012年のイベントで忘れてはいけないのは、天文ショー。
天文現象の当たり年」などともいわれ、多くの人が空を見上げたのではないでしょうか?
宇宙や星、天文現象に関するワードの検索数ランキングを見てみると、
5月21日に観測された「金環日食」が1位でした。

「天体」に関するワードの検索数ランキング

集計期間:2012年1月1日~2012年12月24日


「金環日食」が観測された5月21日の1分ごとの検索数推移を見ると、午前7時26分が一番が多かったようです。
これは、高知県で日食が最大となった時刻であり、全国的に見ると若干早い時間です。
観測に備えた人たちが検索していたのでしょうか。

集計期間:2012年5月21日0時00分~23時59分

「金環日食」の検索数推移

1:午前7時26分、高知県で金環日食が最大


「金環日食」を検索した地域の属性を見ると、
観測可能であった地域とそうでない地域とが、よくわかります。
検索率が高かったのは、和歌山県、長野県、奈良県でした。

「金環日食」の検索率分布

「日食」を含むワードの検索数ランキングでは、
売り切れ店が続出したという「日食グラス」や、
誤った観察方法で発症した人が出た「日食網膜症」などがランクインしています。


また当日でも「金環日食とは」「金環日食と皆既日食の違い」など、
改めて現象の内容を調べる人が多かったようです。

これらのワードが調べられた地域の属性を見ると、
「金環日食」が観測できなかった地域である、沖縄県、秋田県、青森県での検索率が目立ちます。

「金環日食とは」の検索率分布

「金環日食とは」の検索率分布

「金環日食と皆既日食の違い」の検索率分布

「金環日食と皆既日食の違い」の検索率分布

ちなみに、日本で次回観測できるのは、2030年の北海道
そこで、「金環日食 次回」の地域属性を調べてみると、検索率が高かったのは三重県、岐阜県、滋賀県でした。
この地域は、2012年に続き、2041年にも観測が可能なようです。

「金環日食 次回」の検索率分布

日本中が注目した「金環日食」ですが、検索では地域によって大きな偏りがあることが分かりました。

さて、2013年はどんな天文現象があるのでしょうか?

「流星群」の検索数ランキングを調べたところ、
1位にランクインした「ふたご座流星群」のピークは日中、また
2位の「オリオン座流星群」、3位の「しし座流星群」は満月の時期と重なり月明かりで見えにくくなるようです。

流星群の検索数ランキング

集計期間:2012年1月1日~2012年12月24日


最も期待をもてそうなのは、4位だった「ペルセウス座流星群」。
2013年8月13日深夜3時ごろにピークとなるとのこと。

流星群のほかには、2つの巨大な彗星(すいせい)が地球に接近します。
3月ごろにパンスターズ彗星が、11月ごろにアイソン彗星が肉眼で観測できるようです。
特に、アイソン彗星は月と同等の明るさで見えるともいわれています。

2013年は、当たり年といわれた昨年に比べて、日本から観測可能な天文ショーが少なくなりますが、
彗星や、ペルセウス流星群が接近する日は、天気に恵まれるといいですね。

※文中のリンクは外部サイトに移動します。