特集:検索で振り返る2012

2012年のイベント、芸能、出来事を検索数で振り返る特集企画。検索ランキングや検索推移グラフを交えて解説します。

特集

注目を集めるタブレット端末
検索されるのはどの機種?

最終更新日:2012年12月17日更新

スマートフォンの普及につれて注目を浴びてきたタブレット型多機能端末(以下、タブレット端末)。2012検索ワードランキングの特集テーマ第4弾は、この「タブレット端末」を取り上げます。

まずは「タブレット」の検索数推移を2009年から見てみましょう。2010年1月にアップルから「iPad」が発表されて以来、右肩上がりで上昇しているのが分かります。

集計期間:2009年1月1日~2012年11月30日

タブレットの検索数グラフ

1.2010年1月27日(米国時間)、アップルが初代「iPad」を発表
2.2011年1月6日(米国時間)より、「CES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)」が、アメリカ・ラスベガスで開催
3.9月25日、Googleが「Nexus7」を発売
4.10月24日(日本時間)、アップルが「iPad mini」、「iPad Retinaディスプレイモデル」新機種を発表


ブームの火付け役である「iPad」は、2012年3月と10月に新しいモデルが発表されました。下のグラフを見ると、発表、発売のたびに検索数が急上昇していることが分かります。

集計期間:2012年1月1日~2012年11月30日

iPadの検索数グラフ

1.3月8日(日本時間)、「iPad Retinaディスプレイモデル(新しいiPad)」が発表
2.3月16日、「iPad Retinaディスプレイモデル(新しいiPad)」が発売
3.10月24日(日本時間)、「iPad mini」、「iPad Retinaディスプレイモデル」新機種が発表
4.11月2日、「iPad mini」、「iPad Retinaディスプレイモデル」新機種が発売


3月に、高解像度のRetinaディスプレイ搭載の「新しいiPad」が発売。名称は「iPad3」と予想され検索数が上昇しましたが、ナンバリングはされず、最終的に「iPad Retinaディスプレイモデル」に。10月の新機種発表でも、ナンバリングタイトルの「iPad4」で検索されていることが分かります。

10月の発表で話題をさらったのは、7.9インチモデルの「iPad mini」でした。発表されるや、その軽さ、薄さで注目の的に。

発表後、1か月間で「iPad mini」とともに検索されたワードを見てみると、16位に「サイズ」がランクインしています。11月30日には、Cellularモデルも発売され、今後の動向が気になるところ。

「iPad mini」とともに検索されるワードランキング

1位 価格
2位 ケース
3位 au
4位 予約
5位 ソフトバンク
6位 在庫
7位 発売日
8位 レビュー
9位 カバー
10位 CM
11位 Cellular
12位 スペック
13位 GPS
14位 アプリ
15位 Retina
16位 サイズ
17位 Apple
18位 評価
19位 テザリング
20位 キーボード

集計期間:2012年10月23日~2012年11月22日


さて、手頃なサイズで注目を集める7インチタブレット市場ですが、iOSとともにモバイルOSをけん引するAndroidでは、2012年さまざまな機種が発表、発売されました。検索数ランキングを見てみると、以下のような結果に。

「7インチクラスAndroidタブレット端末」検索数ランキング

集計期間:2012年1月1日~2012年11月30日


1位は、2位「Kindle Fire HD」に圧倒的な差をつけて「Nexus 7」。グラフからも読み取ることができます。

集計期間:2012年6月1日~2012年11月30日 ※2モデルの発表時期に合わせ、グラフ表示期間を短縮

Nexus 7/ Kindle Fire HDの検索数グラフ

1.6月28日(日本時間)、Googleが「Nexus 7」を発表
2.9月7日(日本時間)、Amazonが「Kindle Fire HD」を発表
3.9月25日、「Nexus 7」が発売
4.10月24日、「Kindle Fire HD」の日本国内での予約販売が開始。※「iPad mini」発表と同日。「Nexus 7」も関連して検索された
5.10月30日、「Nexus 7」の32GBモデルが発売


Androidの開発元であるGoogleの「Nexus 7」、Amazonの「Kindle Fire HD」(Android 4.0ベース)といった、7インチクラスの真打ちと目されるモデルが登場し、盛り上がりが本格化。両モデルとも、「iPad mini」に比べ、価格が安く設定されているのが魅力の一つ。通信契約をせずにAndroid端末を楽しみたいという需要も大きいでしょうか。

かたやAndroidの開発企業、かたや世界最大級のオンラインマーケットを運営する企業が自社ブランドを掲げて発売しているモデルだけあって、それぞれのサービスとの親和性が高い点も強みでしょう。「7インチタブレット」は、「日経MJヒット商品番付」の西の横綱にも選ばれ、さらなる飛躍が期待されます。

また、自社ブランドとしてタブレット端末を発売したのは、GoogleやAmazonだけではありません。Microsoftが、10.6インチモデル「Surface」(英語サイト)を独自提供したことでも、タブレット端末の重要性がうかがえます。日本での発売時期は現在のところ未定ですが、発売されれば注目されること間違いなし。

Surfaceの検索数グラフ

1.6月19日(日本時間)、Microsoftが「Surface」を発表
2.10月17日(日本時間)、アメリカなどで、予約受け付けを開始
3.10月26日、「Surface」、「Windows 8」が発売


加熱するタブレット端末市場。来年はどんな製品がお目見えするのでしょうか。

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