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安川電機の武士ロボット「MOTOMAN-MH24」は困難の連続を乗り越えて居合術の神業に挑戦!

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株式会社安川電機「YASKAWA BUSHIDO PROJECTの一環として製作したロボット「MOTOMAN-MH24」が、サーチナの記事「日本が『武士ロボット』を開発 中国メディアが紹介...刀一振りの精密性に『ウソだろ、特撮だろ』、『はるか先を行く技術だ』の声も」で話題になり、6月10日のYahoo!検索のデイリーランキングで急上昇しました。
http://searchranking.yahoo.co.jp/burst_ranking/20150610

動画を見ても、まるで本物の居合術家のような鮮やかな動きをする「MOTOMAN-MH24」。しかし、どういう目的で「YASKAWA BUSHIDO PROJECT」はこれを製作したのでしょうか......?

そこで、株式会社安川電機の広報・IR部の元長さんにお話をうかがいました!

居合術家の町井勲さんと「MOTOMAN-MH24」


「YASKAWA BUSHIDO PROJECT」プレスリリース

~安川電機に受継がれる"ものづくりスピリット"を世界に向けて発信~
安川電機・創立100周年記念「YASKAWA BUSHIDO PROJECT
平成の侍・町井勲氏の協力の下、産業用ロボット「MOTOMAN」居合術の神業を再現
挑戦の様子を収めたプロジェクト・ムービーを、6月5日(金)より世界同時公開

株式会社安川電機(代表取締役会長兼社長:津田純嗣)は、1915年の設立から100周年を迎える今年、本社敷地内にロボット村をオープンするなどさまざまな100周年記念事業を進めていますが、そのプロジェクトの一環として、平成の侍の異名をもつ居合術家・町井勲(まちい いさお)氏の全面協力の下、同社の産業用ロボット「MOTOMAN-MH24」が居合術の神業に挑戦する「YASKAWA BUSHIDO PROJECT」のプロジェクト・ムービー(Director:柿本ケンサク)を、6月5日(金)よりYouTubeにて世界同時公開します。

「YASKAWA BUSHIDO PROJECT」は、創立100周年という節目に、安川電機に連綿と受け継がれる"ものづくりスピリット"を世界に向けて発信するべく、「6mmBB弾居合斬り」を始め数多くの世界記録を保持する町井氏の神業とも言える剣技を、"俊敏性"・"正確性"・"しなやかさ"を高次元に融合させるという産業用ロボットの性能限界に挑みながら、「MOTOMAN-MH24」で忠実に再現するプロジェクトです。

今回、居合術の基本形である「四方斬り」に始まり、「袈裟斬り(けさぎり)」「斬り上げ」「水平斬り」を再現しながら、最後には世界初の試みとなる「人間とロボットによる千本斬り」に挑戦。張り詰めた空気が流れる中、「MOTOMAN-MH24」は町井氏にひけをとらない見事な居合術を披露。居合術という日本伝統の神業と、日本が誇る技術力の結晶である産業用ロボットの豪華共演が実現しました。

この一連の様子をドキュメンタリータッチで切り取った、プロジェクト・ムービーを6月5日(金)より公開します。安川電機に100年受け継がれる"ものづくりスピリット"に加えて、人間とロボットが互いに匠の世界で磨き合った技で心通わせる姿を通じて、武士道が大事にする礼節や相手を思いやる心、すなわち、"日本的な精神文化"まで表現しています、この機会にぜひご覧ください。

プロフィール / 町井 勲
居合術家、刀剣商刀剣研師。2011年現在、「居合千本斬り」を始め5つの世界記録を保持。2005年に無雙(むそう)直傳英信流居合術町井派を修心流居合術兵法へ改名し、新たな流派を創設。自身の設立した居合道場にて居合術の指導を行っている。

コメント(苦労した点)
人の動きは非常に繊細で、その動きをそのままロボットにコピーしようとすると、演算に時間がかかり、高速で刀を振り切ることができず、そのため全ての動きをコピーするのではなく、対象物を裁断するための幅、約30センチの動きに集約したデータの算出を行ったこと。人とは違いロボッ トでは切り損じた時にかかる刀への負担が大きく、大きく刀を曲げてしまったこともありました。ただし、完全にデータ化された後のロボットの剣さばきは見事で、ミリ単位で正確に狙った箇所を切ることができるので、自分自身もロボットに負けじと、これからも腕を磨き続けたいと思っています。

撮影エピソード
産業用ロボットで真剣を使った居合い斬りを行う、この世界初の試みは困難の連続でした。安川電機の技術陣を中心に、町井氏の剣技をモーションキャプチャして3D解析。そのデータをもとにプログラミングするものの、竹や藁(わら)を一向に斬ることができず、刀を何本も駄目にしては、その度に刀鍛冶に直していただきました。町井氏に協力を仰ぎながら刀の入射角度や速度の調整を繰り返し、ようやく斬れるようになったのが撮影直前。

撮影は3月、元体育館だった神奈川県の某スタジオで3日かけて行われました。真剣を用いる危険な撮影現場のため、お祓い(おはらい)からスタート。カメラマンは時に甲冑(かっちゅう)を身にまとい、他スタッフは全員透明アクリル盾の後ろに待機しながらの作業。準備の甲斐(かい)あり、「袈裟斬り」/「斬り上げ」/「水平斬り」とスムーズに進み、その度にスタッフは安堵(あんど)の声をあげていました。しかし、ラストの「千本斬り」は一筋縄では行きませんでした。町井氏は息を荒くさせつつ時々止まり、ロボットも作業限界を超えるという状況。しかし、お互い同調するように、パワーを振り絞って最後まで頑張り、合計千本を達成しました。最後はともに戦った同士が礼を交わし、両者に温かい拍手が送られ撮影終了。ちなみに、ロボットが使用している刀は町井氏のセレクトによる、江戸時代に作られた逸品。最新のロボットと歴史ある刀の共演も必見です。

株式会社安川電機の広報・IR部の元長さんとQ&A

――居合術家の町井勲さんの居合斬りを「MOTOMAN-MH24」で再現することに非常に苦労されたようですが、 もっとも困難だったのはどのような部分だったでしょうか?
元長さん モノを切るという一見単純と思える動作。しかし、人が切るにも十分な鍛錬が必要である動作。試行錯誤をしながら「モノを切る」動作を再現させたことが一番苦労した点です。なお、ロボットにおいてこれまで経験のない「切る」動作で発生する異常負荷(衝撃)による停止をクリアし、連続動作で「切る」ことを実現した点も挙げられます。

――今後、海外での反響も大きい「MOTOMAN-MH24」の技術をどのようなシーンで応用していく予定でしょうか?
元長さん 特にありません。今回はあくまで居合い術という、高度で繊細な技を当社のロボット技術で表現しました。これまでもロボット(製品・技術)による「モノづくり」の支援をしてきましたが、これからもそれを続けていきます。

――安川電機に関連して、検索してもらいたいワードを挙げてください。
元長さん ロボットメカトロニクスモーションモーターです。


海外メディアで反響があったものの、なんと「MOTOMAN-MH24」を今後応用していく予定は特にないとのこと。この潔さこそ、武士道につながるのかもしれません。これからも株式会社安川電機のロボットによる「モノづくり」に期待しましょう!

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