連載

こちら検索探偵 | 検索とカラダを使って大調査!

モテたくて海の家でバイトしたら、マジでワンチャンあった件

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2014年8月11日

こんにちは。ヨッピーです。

いやーすっかり夏ですね!

まぁ夏といえば、一般的には恋の季節とかいわれているわけで、「今年の夏はすてきな出会いがありますように......☆」みたいなことを願っている人も多いかと思います。

夏 出会い」でリアルタイム検索してみる。「今年こそは......!」なんて声がゴロゴロ!

どうですか? ワンチャンありました?

ちなみに僕は、仕事でもないのに、休日にわざわざ山奥に出かけて、おっさん8人で滝を浴びたりして遊んでおります。ええ、出会いなんて皆無です。 決して、泣いてなどいない。

それはそうと、「夏の出会い」と聞いて僕が思いつくのが......

Yahoo!検索(画像)で「リゾートバイト」を検索! かわいいお姉ちゃんがたくさん出てくる!!

そう! リゾートバイトだ!!!!
試しに「リゾートバイト」で画像検索するとリア充っぽい画像がたくさん!
海の家なんかで働けば、「ひと夏の恋」的な甘酸っぱい出会いがあるかもしれない。

じゃん! そんなわけで三浦海岸に来ました。
そう、実際に海の家で働くためです。
今回の検索探偵は、リゾートバイトが本当に出会いの宝庫なのか、検証したいと思います!

よっしゃー! モテるぞーーーーー!!

海の家に行こう

ちなみに三浦海岸駅周辺はこんな感じで、海水浴グッズがたくさん売られている。
タバコ屋さんなのに、タバコより売り場面積が多い気がする。

そして歩くこと3分!
海が見えたーーーーーー!

三浦海岸だーーー!!

ここ三浦海岸には、こんな感じの昔ながらの海の家がたくさん並んでいる。
お姉さんたちとの出会いを期待してきたのに、だいたいが子どもか家族連れ
先行きが不安すぎる......。

本日お世話になるのが、こちらの海の家「夏小屋」さんだ。

夏小屋」で画像検索。またもやリア充っぽい写真がゴロゴロ出てくる。さすが海の家......!

ええと......この夏小屋さん、なんていうか......

なんか全体的にめっちゃオシャレなんですが......!

ジャグジーまで設置されている!
やったー! これ絶対、女性に人気のタイプだーーーーー!
これならお姉ちゃんとの出会いが期待できるーーーー!

「これは確実にワンチャンあるで」といやらしい笑みを浮かべる僕。

※僕がいう「ワンチャン」とは女性の連絡先を教えてもらって、仲良くなったりすることを指しておりますので、決していやらしい意味ではありません。

こちらの方が「夏小屋」のオーナーである窪島さん。IT関連の会社を経営する傍ら、夏の間は海の家の営業をしているそうだ。
この夏小屋は、音楽ライブを開催したり、ブラジル発祥の「フレスコボール」というビーチスポーツのコートが設置されていたりと、三浦海岸では珍しい"イマドキ"の海の家だ。

フレスコボール」がどんなスポーツなのかは、動画検索で調べてみてね

スタッフのみなさんに、あいさつをしたら、ユニホームのTシャツに着替えてさっそく業務開始!

海の家の基本業務その1「呼び込み」

「よっ! 海の家どうですかー!」

ここ三浦海岸では、自分の海の家の前でしか呼び込みができないらしい。
ちょっと離れたところにいる人に声をかけたりすると、組合の人にえらく怒られるそうだ。
この夏小屋はオシャレなカクテルが売りだったりするので、そのへんをアピールしてお客さんを狙う!

「海の家どうですかー!」

「海の家......」

行ってしまった。

まぁそんなにうまくいくほど世間は甘くない。

気を取り直して、今度はお姉さん2人組に声をかけてみる。

「お姉さんこれこれ。ほら、めっちゃオシャレでしょ? 昨日、ジョニー・デップが来てましたよ。たぶん。知らないけど、来てたんじゃないかな。ディカプリオも来てたっていうウワサもありますからね。僕はバイトなのでよく分からないですけど」

あっさりお姉さん2人をゲット!
僕には変な才能があるのかもしれない。

せっかくなので、お姉さん2人にリゾートバイトしている男性について聞いてみた。

僕「こういう、海の家で働く男性ってどう思います? カッコイイ! とか思います?」

お姉さん「え。チャラそう。無理なんだけど」

僕「またまたぁ~! お姉さんカワイイね! 連絡先教えてよ! とかいわれたら教えちゃうんでしょ~~~?」

お姉さん「2人とも彼氏いるから、そういうのないよ」

ないのか。
リゾートバイトに対する幻想が薄れてゆく......!

海の家の基本業務その2「ホール作業」

お客さんが食べたあとのお皿を下げたり......、

机を拭いたり......

もちろん飲み物だって持っていく。

「働いてるふうな写真を撮るだけかと思ってたら、マジで働くんですね」

と褒めてくれるオーナーの窪島さん。

そうです。僕はエライんです。ちゃんと働きます。

だってワンチャンしたいからね。

「働く男」というのは、いつの世でもカッコイイのである。
率先的に仕事を探して働く姿にこそ、女性はキュンとくるのだ。
今のところ、その気配はこれっぽっちもないけど

海の家の基本業務その3「掃除」

夏小屋には、もちろんシャワーもある。
基本料金の1500円を支払えば、無料で何回も使える。シャワーだけの利用なら1回500円だ。
当然、お客さんが来るたびに、床が砂まみれになるので、ちょこちょこ水をかけてホウキで砂を掃き出す。

めっちゃキレイになった。

ちなみに女性用のシャワー室を掃除しようとしたら、オーナーにとんでもない剣幕(けんまく)で怒られました。

そうこうしているうちに、ビーチパラソルの注文が入ったので、砂浜に立てに行くことに。

海の家の基本業務その4「パラソルの設置」

パラソルと穴開け用のドリル、スコップを持って設置ポイントに移動。

このドリルで砂浜に穴を掘ります。

ドリルを使い、十分な深さまで穴を掘る。

そこに、すかさずパラソルを差し込む。

パラソルを開き、

風で倒れないように、ロープを巻き付けた重りを砂に埋めれば完成!

「またひとつ仕事を覚えた!」と喜んでいたのに、一瞬で設置が終わってサボりはじめる僕。

女性の意見を聞いてみる

そうこうしている間に、またもやお姉さん2人組のキャッチに成功!
マジで才能あるかもしれない。

お姉さんがたに、リゾートバイトをしている男性について聞いてみた。

僕「海の家で働いてる人ってどう思います?」

お姉さん「あー、かっこよく見えたりとかはあるかもね」

僕「え! マジですか! じゃあワンチャンあるじゃないですか!」

お姉さん「でも、別に誰でもいいわけじゃないからね!」

僕「ちなみに僕はどうなんすか......?」

お姉さん「白い。もっと肌が黒くないと海!っていう感じがしないよ。あと髪の毛がボサボサ

「白い」といわれた僕の焼け具合。別に白くはないと思うんだが......。

お姉さんは、肌が焼けていて、短髪でがっしりした体形の人が好みなんだそう。
もし海で出会うなら、そういう海が似合う男がいいらしい。
でもな......僕、川派だからな......。
海に滝とかないし......。

働いているスタッフにワンチャンあるのかどうか聞いてみる

「リゾートバイトでのワンチャン」が、どうも信用できなくなってきた僕。
お店で働くほかのスタッフに、実際のところはどうなのかを聞いてみた。

男性スタッフ「ワンチャン、ありますよ

「もう少し詳しく聞かせてください......!」

なんでも「海の家」は、基本的に女性に対してすごく優しいらしい。
というのも、女性のお客さんがたくさんいると、それにつられて男の人もたくさん集まるからだ。
だから海の家のスタッフは、女性客にはちょっとおまけをしたりして、呼び込みをしているそう。それをきっかけにスタッフは、女性客と仲良くなるってわけだ。

男性スタッフ「女性のお客さんも、それを分かっているから海の家のスタッフに冷たくしたりとかあんまりないんですよ。ナンパと違って、無視されたりしないですから、その分仲良くなるきっかけは多いですね」

「僕、まだまだ頑張れそうです」

そんなわけで気合い十分!

調子に乗ってバーテンダーをしてみる。

僕「どうぞ。ソニックボールです」

女性客「どういうカクテルなんですか?」

僕「知りません

バーテンダーにあるまじき態度の僕が、早々にバーカウンターを追い出されると、またまた女性2人組のキャッチに成功。同じようにリゾートバイトをしている男性について聞いてみた。

僕「ワンチャンあるって思ったから働いてるのに全然なくて......白いとかいわれるし......」

お姉さん「あ、それはあるね。お兄さんはもっと焼いた方がいいと思う」

僕「ちなみに海の家のお兄さんと、仲良くなった経験あります?」

お姉さん「あ、ありますよ。去年は仲良くなったお兄さんに、いろいろおごってもらいました」

僕「え! あるんだ! 完全にワンチャンですねそれ!」

お姉さん「ワンチャンがなにかは分かんないですけど......。普通にごはん行ったりですかね」

僕「おお......! 仲良くなれるんだ......!」

女性スタッフにも聞いてみる

女性スタッフに聞いても、海の家のバイトは女性と仲良くなる可能性はめっちゃ高いらしい。

女性スタッフ「一度顔を覚えてもらえば、シーズン中にまた来たとき、話が弾んで仲良くなるみたいなことはあるみたいですよ」

僕「えーじゃあお姉さんも、お客さんと連絡先交換したりします? こういうところで働いてたら絶対ナンパされますよね」

女性スタッフ「そうですね。まぁだいたいが酔っ払いなんで、うまくかわしますけど。でも、話がおもしろい人だったりすると、そのまま友だちになったりとかはありますね」

僕「おお......! やっぱり海の家は出会いの宝庫や......!」

しかし、僕にはワンチャンの気配がこれっぽっちもない......。

「海の男」に聞く

働いていて、少し気になったことがある。

そう。ライフセーバーのお兄さんだ。
完全に日焼けしてるし、短髪だし、マッチョだし、これ以上の「海の男」はいないのではなかろうか。ひょっとしてワンチャンどころか5チャンくらいあるんじゃないの~~?
業務が終了するのを待って、話を聞いてみた。

僕「やっぱり、逆ナンとかされるんですか?」

ライフセーバー「いやー逆ナンっていうのか分かんないですけど、『一緒に写真撮ってください』とかはよくいわれますね」

僕「なにそれ! モテてるじゃん! それで連絡先聞いたりとか?」

ライフセーバー「まぁ一方的に連絡先渡されたりすることもありますね......」

僕「なーにーそーれー! 僕がこんなにも困ってるのに! それでそのままワンチャンするわけか!」

ライフセーバー「いや! しないですよ! 僕らは、人の命を預かる仕事ですからね。そんなチャラチャラした感じでやってたら、めちゃくちゃ怒られます」

ちなみにお兄さんたちは、救急救命士の学校に通う学生さんだそう。
ライフセーバーの仕事はゴリゴリの体育会系で、仕事中はとてもじゃないけど、女性と遊んだりしてる暇はないらしい。こういうお兄さんたちがいるから、僕らは楽しく海で遊べるのである。
チャラ男のライフセーバーとか嫌だもんね!!

ついに訪れたワンチャン......

そして、その時はいきなり訪れた!

決して土下座をしているわけではない。
「ジャンプをしている瞬間の写真を撮ってほしい」といわれたので、僕のスマホを使って写真を撮ってあげたのである。

僕「じゃあ、LINEで写真送りますね」

お姉さん「あ、お願いします

やったーーーーー!

LINEのIDゲットだぜーーーーーー!!!!

どうですか! この自然な流れ!!
女性の連絡先を聞き出す、お手本みたいな流れすぎる。
ひょっとしたらあの女性は僕のことが好きで、それで写真を撮ってくれって話しかけてきたのかもしれない......。仕事が忙しくて、渇きがちな日常生活のスキマを埋めるために、三浦海岸にやってきて僕に一目ぼれしたってわけか......。

いやー、真面目に働いてて良かったわ!!!!

窪島さん「すごいですね。ワンチャンあったじゃないですか」

僕「ええ。僕に一目ぼれしたみたいです。黒いのが好きとか、マッチョが好きとかいわれましたけど、真面目に働く僕の姿を見て、『あの人、いいな......』ってなったんだと思います。バイト中なのに、モテちゃってすいません」

そんなわけでワンチャンもあったことだし、海の家のバイト体験終了~~!
夏小屋のみなさん、本当にありがとうございましたーーー!!

そして後日......

僕「どれどれ......? 愛しのあの子から返信は来てるかな......? なにせ一目ぼれされてるからなあ!」

あれ......。
なんか、全然既読にならないんですけど......。

どういうことだ......?

もしかして、スマホ失くしちゃったとか......?

Yahoo!知恵袋で、「LINE 既読にならない」を調べてみる

【結論】
海の家は確かにワンチャンあるけど、そのチャンスをモノにできるかどうかは自分次第!

そんなわけで、今回の調査まとめーーーーー!

・夏の海には、たしかに出会いがゴロゴロあるらしいぞ!
・海では日焼けしてたり、短髪だったり、「夏っぽい」男の人がモテる!
・海の家では女性が割と優遇されるらしい! 女性は最大限に活用しよう!
・ライフセーバーのお兄さんたちは忙しいぞ! お仕事の邪魔はしないように!
・連絡先を聞いたくらいで調子こいてると、後で恥ずかしい思いをするぞ!

【取材協力】
三浦海岸海の家 夏小屋

今回の検索ワード

ライターの顔写真

ヨッピー(+有限会社ノオト

フリーのライター。平日毎日更新の Webマガジン「オモコロ」(外部サイト)や「探偵ファイル」(外部サイト)で活動中。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加