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「なにかを思いついたときにピカッと光るマシーン」を作ってみた

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2014年3月10日

こんにちは。ヨッピーです。
近頃、「大人の工作」が静かなブームなのをご存じでしょうか。

「大人の工作」で画像検索すると、いろいろな作品が出てくる

「大人の」とか言うとみなさんはすぐにエッチなやつを想像すると思いますが、今回はエッチなやつではありません。個人的にも残念だけど。

まぁ、工作と聞くと小学生が図工の時間にやるイメージがありますが、「大人の工作」はその名の通り、大人向けの工作のこと。最近では大人向けの工作キットなんかも販売されていたりします。

Yahoo!ショッピングで「大人の工作」を検索。お手頃な値段で買える!

こういった市販の工作キットを使ったものだけではなく、さまざまなオリジナルのガジェット(装置や仕掛けのこと)の動画を公開していたりして、世界でも「大人の工作」は人気を博しているようです。

mansoonさん作成の「卓上回転寿司マシン2」動画再生数60万回以上(2014年2月26日現在)

でもこういう工作、作るのが難しそうに見えますが、実際はどうなんでしょうか。
え~? 本当は簡単なんじゃないの~~?

なので、やります。
今回はド素人の僕が、「大人の工作」を実際に作ってみることにします。

まずはアイデアの企画を考える

ネットでいろいろな動画を見ながら、作るガジェットを考えてみる。

僕がド素人であることや、予算にも限りがあることから、

・なるべく構造が簡単なもの
・パッと見てわかりやすいもの
・くだらないもの

の3つのポイントに重点を置いてアイデアを練ります。

そして思いついた案がこちら。

1:Suicaをピッてするマシーン

Suicaを改札に「ピッ」てする工程を省略するためだけのマシーン。

2:なにかを思いついたときにピカッと光るマシーン

マンガでよくある、あのシーンを実写化したマシーン。

3:自動メイクマシーン

顔にファンデーションを投げつけてくれる、朝忙しいOLさん向けのマシーン。

このあたりを作るべくいろいろ悩んでみたけど、なにから手を付けて良いのかがサッパリわからない......。

Yahoo!知恵袋で「大人の工作」を検索してみると、同じように悩んでいる人が見つかる

わー! 困ったー! どうしようーーー!

助っ人の登場!?

そんななか、Yahoo!検索を駆使していろいろ調べていると、一つの動画に出会ったのである!

森翔太さん作成の「仕込みiPhone 3号機」動画再生数約96万回(2014年2月26日現在)

おお......! コレ良いな......!
コレなら「なにかを思いついたときにピカッと光るマシーン」も、同じようなギミックで作れるかもしれない......!

そんなわけでこの仕込みiPhoneを作った森翔太さんに連絡を取ったところ......、

ご本人登場だーーー!!

森翔太さん
http://morisatoh.jimdo.com/ ←音量注意!

1983年生まれの映像作家、パフォーマー、俳優。
特徴的な風貌と動きでキャラクターをいかしたイベント出演やCM出演などを行う。
第17回文化庁メディア芸術祭にて「仕込みiPhone」で審査委員会推薦作品を受賞。

「森翔太」で動画検索すると、森さんの過去の作品がたくさん出てくる

僕「そんなわけで森さん。くだらない大人の工作を作りたいのですが、なにから手を付けて良いのかさっぱりわかんなくて......」

森さん「言っておきますけど、僕もド素人ですからね」

僕「え......」

森さん「仕込みiPhoneもめちゃくちゃ苦労しました。今回のアイデアもどうやって作るかよくわかりません」

なんでこの人を呼んだんだろ。

なにかを思いついたときにピカッと光るマシーン

森さん「でも確かに、このマシーンなら、仕込みiPhoneの構造を利用して作ることができるかもしれないですね」

僕「やっぱり!? 飛び出す感じは似てますもんね!」

森さん「じゃあ今回はこれを作ってみましょう!」

そんなわけで、買い出し

都内のホームセンターでパーツを買い出し。真剣なまなざしで部品を選ぶ森さん。
なんか爆弾作ってる過激派みたいですね。ヒゲ生えてるし、マスクだし。
とはいえ、初めての経験なので僕もなにを買って良いかもわからない。

森「たぶん、大丈夫です!」

森さんに言われるがままに、部品を買い物かごに放り込んでいく僕。
なんか今回なにもしていない気がする。

森「ちなみに、工作するときって部品選びが9割ですからね。部品さえちゃんと選べば、なんとかなります」

僕「お、いいですね今の言葉。赤で太字にしておきますね」

そんなわけで購入したパーツはこちら。
長いカーテンレールとスイッチ付きの延長コード、ネジや金具などの細かい部品。

森さん「小型の投光器と電動ドリルは私のものを持ってきました」

僕「ん? 投光器?? どうやって使うものなんですか??」

「投光器」を画像検索してみた

僕「あーなるほど! 工事現場とかにあるやつですね! 確かにこれなら明るそう!」

はたして、うまくいくのだろうか!?

工作開始!

まずは投光器のカバーについていたネジを長い物に変更し、金具とカーテンレールの部材を取り付けます。

金具をくっつけた投光器をカーテンレールに取り付けます。
これによって投光器がカーテンレールに沿ってスライドするようになる。

動かしてみると安定性が悪いため、金具を二つに増やす。

一方の僕はカーテンレールにドリルで穴を開け、投光器を引っ張るためのひもを通すガイドを取り付ける。

こんな感じでビニールひもで引っ張り上げる。

背面に背負えるように、ファイルケースの土台にベルトを通したらとりあえず完成!

しかし、背負って試してみるも、上までうまく上がらない......。

僕「いやー、厳しいですね......。ビニールひもの摩擦が思ったより強くて、投光器を上まで引っ張り上げられないんです......」

森さん「そうですね......。背面のクリアファイルも、柔らかくて安定性が悪いし......」

一日目のチャレンジ失敗!

グギギギギギ!
難しいー!

やはり、「初めて作るもの」ということでかなり作業は難航!
ちなみにこの作業だけで3時間くらいかかってますからね......。

二日目に突入

そんなわけで作業は二日目に突入。
追加の部品をホームセンターに買い出しに行き、あらためてチャレンジ!

引っ張り上げる際の抵抗を減らすため、カーテンレールの先端に滑車を取り付け。

クリアファイルの土台もしっかりした板に変更し、安定性をアップさせます。

これによってスムーズに投光器が動くようになりました!
その瞬間、森さんと二人して、「滑車すごい!」「発明した人マジで偉い!」「滑車は人類史上最高の発明!」「滑車が産業革命を起こした!」とか、初めて火を見た原始人みたいなノリで盛り上がりました。

「滑車」を動画検索。運動エネルギーの授業とかが出てきてためになる!

いよいよ「なにかを思いついたときにピカッと光るマシーン」完成!

ではさっそく試してみよう!

お?

おおお!

おおおおおおお!!

おおおおおおおおおお!!

やったー!! 成功だーーーーー!!!
まさにマンガで見たアレ! うれしい!
うれしいけど、これなんの意味があるんだーー!

森さんにもやってもらう。

うーん......。

うーーーんんんん......。

あっ!

あっーー!!

ピコーン! ひらめいたーーーー!!!

昨日のものとは比べものにならないくらいスムーズに動きます!
やっぱり、部品選びって重要なんですね......!

【こちら検索探偵】「なにかを思いついたときにピカッと光るマシーン」を作ってみた
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ちなみにこちらが動画バージョン。

ポータブル電源を使えば屋外でも使用可能。めっちゃ明るい。

そんなわけで、「なにかを思いついたときにピカッと光るマシーン」完成~!
やった~~! なんの役にも立たないぞ~!

しかしながら、四苦八苦してなにかを作るっていうのは意外に楽しいかもしれません。
森さんはお世辞なのかなんなのか、作ってる最中に「いや~、楽しいですね!」を連発していました。

森さん「これ、モーターとか使ってぜひ自動化したいですね!」

ふーん、僕はやりたくないけど。

いや、けれど、工作って難しい!

そんなわけで、今回のまとめ~~!

・「大人の工作」は部品選びが9割! 店員さんに相談したりしながら慎重に選ぼう!
・基本的にはトライ&エラー! 一発でうまくいくことなんてほとんどない!
・根気が必要だけど、ジグソーパズルなど、細かい作業が好きな人には向いているかもしれない!

なにかを思いついたとしても、安易に手を出すのはやめましょう。

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ライターの顔写真

ヨッピー(+有限会社ノオト

フリーのライター。平日毎日更新の Webマガジン「オモコロ」(外部サイト)や「探偵ファイル」(外部サイト)で活動中。

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